ベッド用腰痛マットレスのおすすめの選び方~敷き布団と比較~
背中の痛み/腰痛
腰痛に影響するのは、ベッドフレームよりもマットレスだと言われています。そのため、腰痛持ちでベッドで寝ているという方は、マットレスを見直すことがおすすめ。

そこで、腰痛でお悩みの方におすすめのベッドマットレスの選び方をこの記事にまとめました。寝具の買い替えをご検討されている方の参考になれば幸いです。

ベッドマットレスが腰痛の原因になる場合がある

腰痛の方におすすめのベッドマットレスを解説する前に、まずは腰痛の原因を確認していきましょう。

腰痛のほとんどは原因不明!

腰痛には、椎間板ヘルニアのように原因が特定できている「特異的腰痛」と、詳細な原因が分からない「非特異的腰痛」という2種類があります。

そして、腰痛の約85%を占めるのが、非特異的腰痛。厚生労働省によると、日本人の4人に1人が腰痛持ちだと言われていますが、そのほとんどは原因不明の腰痛だと言えるでしょう

目覚めてすぐに腰が痛い場合は、ベッドマットレスの見直しを

そして、腰痛の方の中には「起床時に腰痛が辛い」という方がいらっしゃいます。このような場合、睡眠中に腰に負担をかけるような寝姿勢などが原因で腰痛になっている可能性が高いです。

そして、睡眠時の身体の負担に大きく関わるのがベッドマットレス。つまり、お使いのベッドマットレスによっては腰痛を悪化させたり、逆に良いベッドマットレスで寝ると腰痛の軽減に繋がったりする可能性があるということです。


それでは、具体的にどのようなベッドマットレスが腰痛の方におすすめなのかを次の項目で見ていきましょう。

腰痛&ベッド利用の方におすすめのマットレスの選び方

腰痛の方におすすめのベッドマットレスの前提は「身体に負担をかけない寝姿勢を保てるベッドマットレス」であることと「寝返りが打ちやすいベッドマットレス」であること。1つずつ詳しくご説明しましょう。

仰向け・横向きの正しい寝姿勢を確認

腰痛の方におすすめのベッドマットレスの特徴の1つ目は、身体に負担をかけない寝姿勢を保てることです。

理想の寝姿勢とは、背骨がS字カーブを描く姿勢。真っ直ぐ立った時と同じ姿勢をベッドマットレスで横になった時に保てると、正しい寝姿勢と言えます。

寝姿勢は、ベッドマットレスに対して仰向けだけでなく、横向きの場合も確認しましょう。ベッドマットレスに横向きの時、背骨が真っ直ぐになる状態が正しい寝姿勢です。

腰痛の方は特に寝返りの打ちやすいベッドマットレスを

さらに、腰痛の方は寝返りをしやすいベッドマットレスを選ぶことをおすすめします。

これはなぜかというと、人間は睡眠中に20~30回の寝返りを打ち、身体にかかる負荷を分散するため。ベッドマットレスに腰が沈んだりすると寝返りがしにくくなり、腰に負担がかかって腰痛を悪化させてしまうことがあります。 そのため、腰痛の方は特に、ベッドマットレスを購入する時は寝返りのしやすさを重視しましょう。


ここまで「腰痛の方は、寝姿勢を維持できて寝返りを打ちやすいベッドマットレスがおすすめ」ということをご説明してきましたが、具体的にどのようなベッドマットレスが寝姿勢・寝返りをサポートするのかというと、主な基準はベッドマットレスの硬さ(反発力)

ベッドマットレスの硬さ(反発力)を見ることがおすすめ

人間がベッドマットレスに横に寝ると、体重のほとんどが腰にかかります。

柔らかすぎるベッドマットレスだと腰が沈んで寝姿勢が崩れるので、腰痛の方は注意が必要です。一方、硬すぎるベッドマットレスだと腰が浮く状態に。これも腰痛の原因になるので、腰痛の方は、適度な硬さのベッドマットレスを選ぶことをおすすめします

それでは、具体的に腰痛の方にはどの硬さのベッドマットレスがおすすめかというと、消費者庁が定めているニュートン(N)という反発力(硬さ)の指標を参考にすると良いでしょう。消費者庁は、以下のようにニュートンの数値別に商品の表示を決めています。

区分表示名
110N以上かため
75N以上110N未満ふつう
75N未満やわらかめ
そして、腰痛の方におすすめなのは、「かため」にあたる硬さのベッドマットレス。具体的なおすすめの硬さはそれぞれの体重によって違います
体重目安
~50kg100N~140N
50kg~80kg140N~170N
80kg~170N~
アスリートの方は硬めのベッドマットレス、逆に華奢な方などはもっと柔らかいベッドマットレスがおすすめです。

硬さはベッドマットレスの種類で違いがある

ベッドマットレスの硬さは、マットレスの種類によってある程度決まります。そこで、ベッドマットレスの種類を紹介しておきましょう。
タイプ 種類 特徴
コイル系 ボンネイルコイルマットレス らせん状のコイルを連結させている
ポケットコイルマットレス 独立したコイルを並べている
ノンコイル系 高反発マットレス 硬めのウレタンなど
低反発マットレス 柔らかめのウレタンなど
一般的には、ベッドの場合はコイル系マットレス、直敷きの場合はノンコイル系マットレスを使用している方が多いのではないでしょうか。

しかし、腰痛の方の場合、特におすすめなのは高反発マットレス。ボンネルコイルマットレスは硬めで腰の部分が浮きやすく、ポケットコイルマットレスや低反発マットレスは柔らかいため身体が沈みすぎてしまう傾向があるためです。 高反発マットレスは、適度に沈みながらも硬さがあり反発するので、腰痛の方におすすめの商品が多いです。

敷き布団と比較!選び方に違いはある?

最後に、マットレスを直敷きする場合とベッドマットレスの違いを比較した時、ベッドマットレスの方が押さえるべきポイントもご紹介しておきましょう。まずは、直敷きマットレスとベッドマットレスの違いを以下の通りまとめました。 直敷きマットレス ベッドマットレス スペースが確保できる 長所上げ下ろしが不要 上げ下ろしの必要がある短所>ベッドフレームの購入が必要 ベッドマットレスの場合は、直敷きマットレスのように収納する必要がないため、マットレスの上げ下げや移動など、腰痛の方が腰に負担をかける作業が軽減できます。

しかし一方で、直敷きの方が床が硬い分、寝姿勢をサポートしやすく腰痛の方におすすめという面も。そのため、ベッドマットレスの場合は、直敷きマットレス以上に厚みなどがしっかりしたマットレスを購入することが大切です。

マットレスの厚みは、コイル系マットレス(ボンネルコイル・ポケットコイル)で25cm前後、ノンコイル系マットレス(高反発・低反発)で8cm以上がおすすめ。この数字を目安にしてベッドマットレスを選ぶことをおすすめします。


また「しっかりしたマットレス」を選ぶにあたって見るべき点は、他にも密度や復元率などがあります。以下にまとめているので、ぜひ確認してみてください。
腰痛マットレスの選び方紹介記事へのリンク 背中の痛み/腰痛
腰痛を軽減!おすすめマットレスの比較ポイントと選び方を解説
腰痛にお悩みの方がマットレスを選ぶ際におすすめの選び方を解説しています。腰痛の方におすすめのマットレスの特徴や押さえるべきポイント、価格をまとめているので、ぜひ選び方の参考にしてみてください。
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