「そもそも敷き布団とマットレスの違いって何?」「腰痛にはどっちの方が良いの?」という方もいらっしゃることでしょう。
そこでこのページでは、敷き布団とマットレスを比較しながら、腰痛の方におすすめの商品の選び方のポイントをご紹介。
まずは「敷き布団やマットレスは本当に腰痛に良いの?」というところから確認していきましょう。
目次
腰の痛みの原因はマットレスで対策できる可能性がある
敷き布団やマットレスの腰痛改善効果を解説するにあたって、まずは腰痛の原因を簡単にご紹介しておきましょう。腰痛の原因
腰痛には、椎間板ヘルニアや骨、内臓の異常などの原因が特定できる腰痛と、原因が分からない腰痛があります。そして、一般的には、腰痛の8割は原因不明の腰痛だと言われています。原因不明の腰痛になる理由は、主に身体の一部に体重がかかることでバランスが崩れ、腰に負担がかかること。具体的には以下の通りです。
- 妊娠・出産などによる背骨・骨盤のゆがみ
- ストレス・疲労などによる筋肉の緊張・ねじれ
- 体重増加
- 日常の癖(足を組む・カバンなどの重いものを同じ側の手で持つ)
- ケガをかばう
- 筋力不足
- 運動不足もしくは身体に負担のかかる激しいスポーツ
- 姿勢が悪い
痛み改善・解消のためにできる対策
腰痛改善のためにできる対策にはいくつかあります。1つずつご紹介していきましょう。軽い運動やストレッチを行う
軽い運動が腰痛改善に効果的なことがあります。ウォーキングや水泳など、全身の筋肉をバランス良く動かす運動を30分程度行うことが理想です。ただし、時間が取れないという場合は、寝る前に敷き布団やマットレスの上でストレッチを行うこともおすすめ。 腰痛の方におすすめのストレッチ方法は以下の通りです。
- 敷き布団・マットレスの上に仰向けになる
- 背伸びをするように両腕を上げ、片腕ずつ伸ばす(指先までしっかり伸ばす)
- 伸ばしている腕と同じ側のかかとを突き出すように伸ばす
- 大きく深呼吸を3回する
バランスの良い食事をする
筋肉や関節、骨を丈夫にする栄養素を採ることで、腰痛の原因を防げることがあります。そのため、栄養バランスの良い食事を心がけることが腰痛の防止に繋がるでしょう。腰や内臓を温める
痛みの患部を温めると血行が良くなり、症状が軽減します。腰痛の方の場合、腰回りにカイロを貼ったり、ストレッチや運動をしたり、寝る前にお風呂に入ることがおすすめ。
また、お腹が痛いなど内臓に痛みがある方は、痛みをかばう姿勢になることで腰痛に繋がる場合があります。そのため、腰以外に痛みを感じる部分や身体全体を温めても良いでしょう。
寝姿勢を見直す
睡眠中の寝姿勢は腰痛に影響することがあるため、今お使いの敷き布団やマットレスで理想の寝姿勢が維持できているかどうかを確認しましょう。理想の寝姿勢とは、敷き布団やマットレスに横になった時に、直立した時と同じ姿勢になる状態。仰向け時は横から見て背骨がS字カーブを描いていて、横向き時は背骨が真っ直ぐになる寝姿勢です。
睡眠中の姿勢が悪いと、腰に負担のかかる姿勢で長時間過ごすことになり、腰痛が悪化する可能性も。そのため、腰痛の方は睡眠中に良い寝姿勢が維持できているかどうかを意識してください。
必要があれば腰にタオルを巻いたり、ひざにクッションを置いたりして寝姿勢を調整しましょう。
敷き布団・マットレスを買い替える
タオルやクッションを使っても朝起きて腰痛の症状があるという場合は、敷き布団やマットレスそのものが腰痛の方向けではなかったり、寿命を迎えていたりする場合があります。この場合は、正しい寝姿勢と寝返りをサポートできる敷き布団やマットレスへの買い替えも検討しましょう。腰痛の方向けの敷き布団やマットレスの購入がおすすめです。
それでは、どのような敷き布団やマットレスが腰痛の方におすすめでしょうか?次の項目で見ていきましょう。
敷き布団とマットレスとの違い~腰痛におすすめなのは?~
腰痛の方におすすめの敷き布団やマットレスをご紹介するにあたって、まずは、敷き布団とマットレスの違いを比較していきたいと思います。敷き布団とマットレスの違い
敷き布団 | マットレス | |
---|---|---|
使い方 | 畳やフローリングに直敷き |
ベッドフレームの上に敷く 畳やフローリングに直敷き |
長所 | 部屋のスペースを活用できる | ベッドに置くと上げ下ろし不要 |
短所 | 上げ下ろし必要 | 柔らかめが多い |
一般的には、ベッド用マットレスよりも、敷き布団や直敷きマットレスの方が硬めで寝姿勢をサポートしやすく、腰痛の方におすすめ。
そうは言っても、敷き布団や直敷きマットレスだからと言って、全ての敷き布団・マットレスが腰痛の方におすすめというわけではありません。そこで、腰痛の方におすすめの敷き布団・マットレスの種類をご紹介していきましょう。
敷き布団・マットレスの種類
敷き布団・マットレスには、体圧分散型とそうでないタイプがあります。そして、腰痛の方は体圧分散型の敷き布団・マットレスがおすすめです。なぜかというと、体圧分散型でない敷き布団・マットレスは一般的に薄型(厚み7cm以下)が多いため。
敷き布団・マットレスが薄いと、寝た時に、腰のように身体の体重がかかる部分が沈んで床についてしまうことがあります。そうすると正しい寝姿勢がとれず腰に負担がかかって、腰痛の症状を悪化させてしまうようう可能性も。
さらに、薄い敷き布団・マットレスは耐久性が低くへたりやすいことも多いので、この底付き状態になりやすく、腰痛の方には不向きです。
そのため、腰痛の方は、体圧分散型の敷き布団・マットレスの直敷きがおすすめです。
畳とフローリングはどちらがおすすめ?
腰痛の方が敷き布団・マットレスを直敷きする場合、畳とフローリングどちらが良いでしょうか?結論から言えば、体圧分散に優れた敷き布団・マットレスを使用すれば基本的にはどちらでも問題ありません。ただし、腰痛改善効果以外の点で、畳とフローリングには特徴に違いがあります。
畳は、表がい草、芯が藁という植物性素材で作られていて、弾力性・調湿性に優れています。ダニの温床になる危険があるため上げ下ろしは必要なものの、湿度が高い日本の気候に適しています。
一方、フローリングは畳と比較すると弾力性・断熱性・通気性が劣りますが、最近ではフローリングの欠点をカバーできる通気性などに優れた敷き布団・マットレスも販売されています。
それでは、腰痛の方におすすめの体圧分散型敷き布団・マットレスについて、もう少し具体的な特徴や選び方を次の項目でご紹介していきましょう。
腰痛で敷き布団をお探しの方におすすめの選び方
腰痛の方が体圧分散型の敷き布団・マットレスを選ぶ時に見るべきポイントは、敷き布団・マットレスの素材と反発力の2つ。 1つずつ順番にご説明していきましょう。素材:体圧分散機能のある敷き布団・マットレスとは
まずは、主な敷き布団・マットレスの素材を見ていきましょう。素材 | 長所 | 短所 | |
---|---|---|---|
天然素材 | 木綿 |
吸湿性が良い 身体に優しい |
放湿性が悪い 重い |
羊毛 | 通気性が良い |
ダニがつきやすい 高価 柔らかめでへたりやすい |
|
化学繊維 | ウレタン | 体圧分散性の高いものが多い | 通気性が悪い |
ポリエステル |
値段が安い 軽い |
吸湿性・放湿性が悪い |
ウレタンには高反発と低反発がありますが、腰痛の方には、反発力のある高反発がおすすめ。
ここで、腰痛の方におすすめの敷き布団・マットレスの2つ目の特徴である「反発力」について、次の項目で解説していきましょう。
反発力:腰痛の方には110N以上の高反発がおすすめ
低反発の柔らかい敷き布団・マットレスは、身体が沈みやすいです。そうすると、腰のように身体の重い部分が沈んで負荷がかかったり、寝姿勢の崩れに繋がったりします。一方、高反発の敷き布団・マットレスは、身体の重量を押し返して腰などへの負担を逃がしてくれるので、腰痛の方におすすめです。
ウレタンの反発力を測る基準に、消費者庁が定めているウレタンフォームの硬さの規格「N(ニュートン)」があります。具体的な区分は以下の通り。
区分 | 表示名 |
---|---|
110N以上 | かため |
75N以上110N未満 | ふつう |
75N未満 | やわらかめ |
最後に、腰痛の方におすすめの敷き布団・マットレスのポイントをまとめました。
腰痛の方には、高反発ウレタンの敷き布団・マットレスの直敷きがおすすめ
- 腰痛の方は、敷き布団やマットレスの直敷きがおすすめ
- 敷き布団・マットレスは、体圧分散性の高いものを選ぶこと
- 一般的に体圧分散性が高いのは、高反発ウレタン素材の敷き布団・マットレス
腰の痛みには雲のやすらぎプレミアムが人気
ここまでご説明した腰痛の方におすすめの敷き布団・マットレスの特徴を満たすのが、寝具メーカー「イッティ」が販売する快眠マットレス「雲のやすらぎプレミアム」。高反発のウレタンでできている、体圧分散性が高い敷き布団型のマットレスで、腰痛の方におすすめです。
サイズ展開や価格や送料、口コミは以下のページにまとめているので、詳細が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

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