マットレスには様々な種類があり、腰痛の方のマットレスの選び方やおすすめがあります。
そこでこのページでは、腰痛マットレスのおすすめの選び方を徹底解説。おすすめの要素をご紹介しながら、どのような点に注目して購入すれば良いかという選び方のポイントをまとめました。
腰痛にお悩みの方が正しい知識を持ち、最高のマットレスに出会う手助けになれば幸いです。
目次
本当にマットレスで軽減する?腰痛の原因とは
腰痛マットレスのおすすめの選び方をご紹介する前に、まずは腰痛の原因を確認しておきましょう。腰痛の原因には、大きく「特異的腰痛」「非特異的腰痛」の2種類があります。
特異的腰痛とは、椎間板ヘルニアなど、原因が特定できている腰痛のこと。この場合は、専門機関での治療が必要です。
一方、非特異的腰痛とは、検査をしても原因が特定できない腰痛のこと。「危険はないものの腰が痛い」という状態が非特異的腰痛です。
驚くべきことに、腰痛の8割以上は非特異的腰痛だと言われています。つまり、多くの腰痛は原因が分からないということです。

そして、腰に負担をかけず良い寝姿勢を維持できるかどうかは、マットレスの質が大きく関係しています。腰痛を改善する上で、マットレスを見直すことがおすすめなのはこのためです。
それでは、腰痛の方におすすめのマットレスの選び方を、次の項目で解説していきましょう。
寝心地が良いおすすめの寝具に共通する2つの特徴
マットレスの特徴はメーカーによって様々で、おすすめのマットレスは人によって違います。腰痛マットレスの選び方としては【寝姿勢】と【寝返りの打ちやすさ】の2点を重視する選び方がおすすめです。選び方のポイント①良い寝姿勢を保てる
腰痛マットレスのおすすめの選び方の1つ目は、腰に負担のかからない寝姿勢を保てるマットレスを選ぶという選び方。
選び方のポイント②寝返りが打ちやすい
寝返りの打ちやすさも腰痛マットレスのおすすめの選び方です。睡眠中は、20回~30回の寝返りを打ち、寝返りによって身体の負荷を分散します。そのため、腰痛の方は寝返りの打ちやすいマットレスを選ぶことがおすすめです。

マットレスの寝返りの打ちやすさは、以下のように確認することをおすすめします。
- マットレス・敷き布団に仰向けになる
- 胸の前で両腕をクロスする
- 膝が90°になるように足を立てる
- 左右に寝返りを打つ
ここまで、おすすめの腰痛マットレスの選び方のポイントとして【寝姿勢】と【寝返りの打ちやすさ】をご説明しましたが、具体的にどのようなマットレスが、寝姿勢が維持できて、寝返りが打ちやすいマットレスだと言えるのでしょうか?
そこで、もう少し具体的におすすめの腰痛マットレスの選び方を見ていきたいと思います。
腰痛を軽減する寝具の選び方【必須の3大要素】
寝姿勢が維持でき、寝返りがしやすいおすすめの腰痛マットレスには、以下の3つの要素があります。適度に硬めで体圧分散に優れていることが最重要
腰痛の方は、体圧分散に優れたマットレスを選ぶ選び方がおすすめ。体圧分散とは、身体の体重を分散させる性質のことです。一般的なマットレスで寝ると、体重の約44%の負荷が腰にかかると言われています。そのため、腰痛の方は注意が必要。

しかし、体圧分散に優れたマットレスであれば腰にかかる負担が分散されるので、腰痛の方におすすめです。 負荷が分散されると寝姿勢を維持でき、寝返りもしやすいので、腰痛の方は体圧分散を重視するマットレスの選び方をおすすめします。

それではどのようなマットレスが体圧分散に優れているかというと、おすすめは適度な硬さ(反発力)と厚みがあるマットレス。
柔らかいマットレスや薄いマットレスだと、腰が沈んで姿勢が崩れてしまい、腰痛を悪化させる可能性があります。一方、硬いマットレスで腰が沈まず背中に隙間ができてしまうと、これも腰痛の原因になります。
そのため、腰痛の方は、マットレスの硬さと厚みを確認しながら、体圧分散性に優れたマットレスを選ぶ選び方がおすすめです。
耐久性に優れたマットレスを選ぶ
マットレスの耐久性はコストパフォーマンスにも関わるので、耐久性の高いマットレスは腰痛の方に限らずおすすめの選び方です。しかし、それだけではなく、マットレスの耐久性は腰痛対策の点からも重要な選び方のポイント。
先ほどの説明と重複しますが、睡眠中は腰に負荷がかかるため、マットレスの腰の部分は他の部分と比較してへたりやすいです。そして、へたったマットレスだと腰に負担がかかり、腰痛悪化の原因になる可能性があります。
そのため、腰痛の方は耐久性の高い丈夫なマットレスを選ぶ選び方がおすすめです。 耐久性の高いマットレスは、マットレスの厚さや・密度・復元率などを確認して選ぶ選び方をおすすめします。
通気性に優れたマットレスであればよりおすすめ
重要度の低い選び方のポイントではありますが、マットレスの通気性も腰痛対策に関わる場合があります。睡眠中は約300mlの汗をかくと言われているため、マットレスなどの寝具の通気性が悪いと不快感に繋がり、不自然な寝姿勢の原因になる可能性も。
通気性はマットレスの素材を見る選び方がおすすめです。ただし、マットレスの通気性は、ベッドパッドを使用すれば改善できるため、マットレスそのものの選び方としては優先度は比較的低いです。

それでは、ここまでご説明した3つの要素を満たす腰痛マットレスの選び方として、おすすめのチェックポイントを詳しく見ていきましょう。
3大要素を満たすためにチェックするべき評価ポイント~人気の種類を比較~
それでは、前の項目でご紹介した【体圧分散性】【耐久性】【通気性】という腰痛マットレスのおすすめの選び方3要素を満たすマットレスのチェックポイントをご紹介していきましょう。腰痛マットレスの確認ポイント
体圧分散性 | 耐久性 | 通気性 |
---|---|---|
素材の硬さ(反発性)
厚さ |
厚さ
密度 復元率 |
素材 |
素材:腰痛の方にはポケットコイルor高反発マットレスがおすすめ

カテゴリ | 種類 | 長所 | 短所 |
---|---|---|---|
コイル系マットレス | ボンネイルコイル | 通気性が良い | 硬すぎる |
ポケットコイル |
通気性が良い
体圧分散に優れる |
価格が高い | |
ノンコイル系マットレス |
高反発
(ウレタン・ラテックス・ファイバー) |
体圧分散に優れる | 通気性やや劣る |
低反発
(ウレタン) |
価格が安い |
柔らかすぎる
通気性やや劣る |
このおすすめの2種類のマットレスから、さらに詳しい硬さを確認する時の選び方の指標が、国が定めているN(ニュートン)表示。詳細は以下の通りです。
区分 | 表示名 |
---|---|
110N以上 | かため |
75N以上110N未満 | ふつう |
75N未満 | やわらかめ |
ちなみに、数値が高いほどおすすめというわけではなく、自分の体重が選び方の基準になります。体重別におすすめの腰痛マットレスのN数値は以下の通り。
体重 | 目安 |
---|---|
~50kg | 100N~140N |
50kg~80kg | 140N~170N |
80kg~ | 170N~ |
厚さ:8cm以上を選び方の目安に

マットレスの厚さは、仰向けで5cm・横向きで7cmがおすすめだと言われています。そのため、厚さが8cm以上の腰痛マットレスを選ぶ選び方がおすすめです。
マットレスが厚いということは、それだけ素材を使っているということなので、薄いマットレスと比較すると価格は高いです。しかし、腰痛の方のマットレスの選び方においては、厚さは非常に重要。そのため、腰痛の方は多少価格が高い場合も厚いマットレスを選ぶ選び方をおすすめします。
密度:交互配列・30D以上がおすすめ
密度が低いとマットレスがへたりやすく耐久性が低くなるため、腰痛の方は密度の高いマットレスを選ぶことがおすすめ。密度の選び方は、マットレスの種類によって違います。ポケットコイルマットレスの場合は、スプリングに並行配列と交互配列があり、交互配列の方が密度が高いためおすすめです。

高反発マットレスの場合は、D(kg/m3)という単位がおすすめの選び方の指標です。高反発マットレスの密度と耐久性の選び方の目安は以下の通り。
密度の目安 | 耐久性の目安 |
---|---|
10D~15D | 激安の高反発マットレスに多い。 耐久年数:~1年 |
20D~25D | やや安い高反発マットレスに多い。 耐久年数:1~3年 |
30D~ | 耐久性の高い高反発マットレス。 耐久年数:5年~10年 |
復元率:腰痛の方はできるだけ高いマットレスを

一辺が50mm以上の正方形で厚さが20mm以上のフォームを試験片とし、厚さの50%の距離を1分間に60回の速さで繰り返し8万回圧縮した後、30分間室温に放置して試験片の厚さを測定し、繰り返し圧縮残留ひずみ率(%)を算出します。この数値を100から差し引いた数値(%)をもって復元率とします。復元率が高いほど、使っても元に戻る=へたりにくいマットレスなのでおすすめ。腰痛の方は、少なくとも90%以上、できれば95%以上の復元率のマットレスを選ぶ選び方がおすすめです。
人気おすすめマットレスの価格を比較!上手に購入する選び方
ここまで解説してきた腰痛の方におすすめのマットレスの選び方をまとめると、選び方のポイントは以下の通りです。
腰痛マットレスの選び方のポイントまとめ
- おすすめ:寝姿勢・寝返りをサポートできる
- 選び方のポイント:体圧分散性・耐久性・通気性
- おすすめの種類:ポケットコイルマットレスもしくは高反発マットレス(反発弾性に優れたもの)
- 厚さ:8cm以上
- 密度:ポケットコイル→交互配列、ノンコイル→30D以上
- 復元率:90%~
それでは、おすすめの選び方を満たす腰痛マットレスの価格相場はどのくらいでしょうか?人気メーカーの腰痛マットレスの価格を比較すると、ポケットコイルマットレスは10~20万円、高反発マットレスは4~10万円の商品が多いです。
あまりにも安いと腰痛改善効果が劣ることがあるので、この価格帯を目安にする選び方がおすすめです。
価格もお得な「雲のやすらぎプレミアム」がおすすめ

通販メーカーイッティが販売している「13層やすらぎマットレス」と「雲のやすらぎプレミアム」は、おすすめの選び方の要素を満たし、値段も価格相場の中で最安値に近いおすすめの腰痛マットレス。 そこで、イッティの腰痛マットレスの品質を、おすすめの選び方のポイントを元に人気メーカーの商品と比較してみました。
種類 | ポケットコイル | 高反発 | ||
---|---|---|---|---|
商品 | 13層やすらぎマットレス | 人気メーカー平均 | 雲のやすらぎプレミアム | 人気メーカー平均 |
値段 | 99,815円(込) | 10~20万円 | 40,537円(税込) | 4~10万円 |
厚さ | 27cm | 20~30cm | 17cm | 8~18cm |
密度 | 交互配列 | 並列配列・交互配列 | 35+3D | 表記無し~31D |
復元率 | – | – | 99.9% | 表記無し~95% |
イッティの腰痛マットレスは2種類ありどちらもおすすめですが、比較的価格の安い高反発マットレスが特におすすめです。
合う・合わないは人それぞれ!返金保証のあるマットレスを購入しよう
いくら腰痛の方におすすめとは言っても、マットレスには人それぞれ合う・合わないがあります。 さらに、腰痛マットレスは、安いものを購入したとしてもある程度費用がかかるもの。「お金をかけておすすめの腰痛マットレスを購入したものの、自分に合わなかった」ということがないように、万が一合わなかった場合は返品が可能な「返金保証制度」のある腰痛マットレスがおすすめです。おすすめの腰痛マットレスとしてご紹介した雲のやすらぎプレミアムは、全額返金保証もついていておすすめ。詳細は以下をご確認ください。

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