首の痛み・ストレートネック解消と睡眠時のまくらの健康の関係

肩こりに枕なしは良い?寝具による改善効果を徹底検証!
頭痛/首の痛み/肩こり
仕事でデスクワークが続くなどで、慢性的な肩こりに悩む方も多くいらっしゃることでしょう。中には、肩こりの改善に「枕なしが良い」ということを聞いたことがある方もいるかもしれません。 ただ、枕なしで寝ることにはメリットがある一方で、デメリットもあります。肩こりの方は、どちらも確認したうえで枕を使うかどうか判断するのがベストです。 今回は、肩こり・首の痛み・ストレートネックの解消と、睡眠時のまくらの健康との関係を解説しながら、「枕なし」のメリット・デメリットをご紹介します。  

枕なしで寝るメリットと快眠できる方の特徴

まずは、枕なしのメリットと、枕なしをおすすめする方の意見を整理しましょう。

枕なしで寝るメリットとその理由

枕なしで寝ることには、以下のように、健康面・美容面でメリットがあるという意見もあります。

タオルで十分足りる

枕を使わなくても、タオルなら高さ・角度・形を微調整できる。

枕なしは肩こりのときに楽

肩こりのとき、枕なしのほうが楽だった。

枕なしはストレートネックに良い

首の生理的なカーブが失われた「ストレートネック」の場合、枕があると首が前に傾き痛くなる。

枕なしは片頭痛に良い

枕なしだと頭が枕で圧迫されないから、片頭痛が楽になった。

枕なしだと首が真っ直ぐになり苦しくならない

枕があると首が湾曲し、苦しくなる。

枕なしなら首にしわが寄らない

枕があるとあごをひく姿勢になり、首にしわが寄ってしまう。

枕なしで快眠できる人の特徴

枕なしで寝ることにメリットを感じている方には、以下のような特徴があります。
  • 元々、枕の高さが合っていなかった
  • 後頭部の段差が少なく、枕でカバーしなくても違和感がない
  • 柔らかな素材のマットレスを使っており、枕を使わなくても首・後頭部が沈み込むことで安定している
  • 元々寝返りが少なく、枕のサポートが無くても肩・首・頭部への負担が少ない
メリットを見る限りでは、枕なしは肩こりに効果がある方もいるかもしれません。しかし、枕なしで寝ることにはデメリットもあります。次の項目では、枕なしで寝るデメリットを見ていきましょう。  

肩こりの方は負担になる可能性も…!枕なしで寝るデメリット

肩こりの方が「枕あり・枕なし」を判断するためにも、枕なしで寝るデメリットをチェックしましょう。

寝違えが起きやすくなる

枕なしでは睡眠時の首の支えがなくなるため、寝姿勢が不自然なままとなり寝違えやすくなります。

寝返りを打ちにくい

枕なしの場合、寝返りを打つときの首の支え=枕がなくなります。そのため、首への負担が緊張状態となり、寝返りを打つことが難しくなります。

首・肩・腰が痛くなる

頭を支える枕がないと、寝姿勢が崩れます。枕なしにより身体に負担がかかることから、首・肩・腰に痛みが生じます。

顔がむくみやすい

枕なしでは睡眠中の頭部の位置が低くなり、起床時の顔がむくみやすくなります。

いびきをかきやすくなる

首の生理的なカーブを支える枕がなければ、睡眠中の頭は前傾します。気道の通りが悪くなるので、いびきをかきやすくなります。 このように、枕なしだと頭の位置が低くなって眠りが浅くなってしまったり、首に負担がかかったりすることも。つまり枕なしで寝ることは、肩こりなどの身体の「コリ」や、腰痛などの「痛み」につながる可能性があるということです。これらについてもう少し詳しくご説明するために、次項で「肩こりの原因」を解説していきましょう。

肩こりの原因と改善方法とは

一口に「肩こり」と言っても、原因は様々ですが、肩こりの大きな原因は「筋肉の疲労」。筋肉の疲労は「筋肉の緊張」・「血行不良」につながっていると考えてください。そして、「筋肉の疲労」は以下のような理由で起こることが多いです。

同じ姿勢をとり続けている

一般的に、人間の頭部は体重の約10%の重さがあり、身体に対して重すぎる頭を支えるために常にバランスをとっています。 そのような中、PCを用いたデスクワーク・スマホ操作などで同じ姿勢をとり続けていると、身体の筋肉が慢性的な緊張状態になります。緊張状態では血行が滞り疲労物質が蓄積、末梢神経が傷つけられ、肩こりや痛みが生じるのです。 なお、「悪い姿勢」を長時間とり続けると、さらに負担がかかります。PC作業でとりがちな首を少し前に出す姿勢・両肩を前にすぼめる姿勢・猫背は、さらに筋肉の緊張を高めます。

運動不足で、筋肉の柔軟性が低下している

筋肉には、身体中に新鮮な酸素・栄養を届ける働きがあります。運動不足になると筋肉の柔軟性が低下し、血行が悪くなるため、肩こりを引き起こすのです

身体が冷えている

冬の寒さ・夏の冷房など、身体が冷えることでも筋肉が緊張します。筋肉が縮こまった状態が続くため、肩こりになります。

ストレスを抱えている

ストレスによる肩こりは、男性よりも女性に多いと言われています。ストレスは身体が緊張した状態なので、肩こりを起こしやすくなります。

肩こりの改善方法とは

肩こりの改善には、上述の肩こりの原因を解消することが大切です。 運動不足であれば、こまめにストレッチをするなどして筋肉を動かしてみましょう。筋肉の柔軟性が回復し血行が回復、肩こりや痛みの解消につながります。 また、身体の冷えやストレスによる肩こりであれば、ゆっくりバスタイムをとるなどして身体を温め、筋肉の緊張・疲れをやわらげましょう。身体が温まれば血行も改善し、肩こりを改善することができます。 そして、睡眠中の姿勢の見直しも肩こりの改善方法の1つ。これは、睡眠時の寝姿勢が肩こり・首の痛み・ストレートネックにつながるためです。 例えば、仰向け・横向き・うつ伏せなど、いつも同じ向き・姿勢で寝ていると、身体の一点に負担がかかります。これによって身体全体に歪みが生じ、血行の悪化を招いてしまうことで結果、肩こりの原因となります。 だからこそ、睡眠中の姿勢を見直すことは肩こりを改善する対策として期待できるのです。

肩こりの方は理想の寝姿勢・寝返りサポートを重視して寝具を選ぼう

肩こりの改善に睡眠中の姿勢の見直しが効果的ということをご説明しましたが、具体的に肩こり防止のために大切なのは「睡眠中に正しい姿勢をとること」と「同じ姿勢で身体に負担がかからないよう、寝返りを打つこと」。詳しくご説明していきましょう。

睡眠中の正しい姿勢とは

睡眠中の正しい姿勢は、直立時の姿勢と同じ状態。首から腰に掛けて、緩やかなS字カーブを描いている状態です。二足歩行をする人間にとって力学的・生理学的に安定した状態だと言われています。 睡眠中に正しい寝姿勢がとれないと、筋肉の疲労や肩こりの原因になってしまうので、身体の負担を低減する「正しい寝姿勢」が欠かせません。 本来は枕に「正しい姿勢」をサポートする役割があるので、枕なしで寝るという方は、正しい寝姿勢が取れるかどうかをよく確認した上で枕なしで寝ることを選びましょう

寝返りの打ちやすさが大切

寝返りは、睡眠時に身体の一ケ所にかかる圧力を分散し、血行の滞留・歪み・痛みの改善に効果があります。そのため、肩こりなど体の不調を改善するためにも、寝返りのしやすさは大切なポイントです。 枕なしで寝る場合、首の支えがなくなり寝返りが打ちにくくなる可能性があるので注意しましょう。 正しい姿勢を保つことができ、寝返りが打ちやすければ、枕なしでも構いません。ただし、一般的には枕が正しい寝姿勢と寝返りをサポートするので、肩こりの方には枕なしにする場合は、寝姿勢と寝返りのしやすさをしっかり確認しましょう枕なしでは寝姿勢が崩れやすかったり、寝返りが打ちにくいという場合は、正しい寝姿勢と寝返りをサポートできる枕を購入することをおすすめします。  
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快眠のためのおすすめの枕の選び方を解説しています。高さ・硬さ・サイズなどの選び方のポイントや、身体の症状別におすすめの枕の選び方をご紹介しているので、買い替えの前にぜひご一読ください。
 
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